目からの紫外線が日焼けやシミの原因に!?「サングラス」があなたの肌を守る!

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ロサンゼルスより、当サイト管理人Sunnyです。

一年を通して日差しの強いロサンゼルスでは、老若男女問わず多くの人がサングラスを着用しています。日本ではほとんど見掛けることはないかもしれませんが、こちらではサングラスを着用している小さな子供や赤ちゃんも珍しくはありません。

日本人の瞳と比べて薄い色の瞳を持つ外国人は、光の刺激を受けやすいというのも理由の1つでしょう。

瞳の色の違いは目の中のメラニン色素の量によって決まりますが、青やグリーン、グレーなど、薄い色の瞳を持つ人たちの目のメラニン色素は少なく、濃い色の瞳を持つ日本人が眩しく感じない光をとても眩しく感じます。

メラニンは紫外線などから守ってくれる大切な色素なので、目のメラニン量が少ないと、目から入る紫外線量も多くなり目の健康リスクも高くなります。

サングラスはファッションアイテムであると同時に、目を保護する重要な「健康アイテム」でもあるのですね!

そして目から入る紫外線を防ぐことは目の健康を守るだけでなく、実は私たちの「肌の美容や健康」にも大きく関わることをご存知でしたか?

 

【目からの紫外線が肌のシミや日焼けの原因に!?】

「肌の老化」の原因の80%は紫外線だと言われていますが、日焼け止めクリームなどでしっかり肌を保護していても、目の紫外線対策は疎かになっていませんか?

私たちの肌は紫外線が当たることによって、脳が紫外線を感知してメラノサイトが働きメラニンが生成されますが、実は目から入る紫外線に対しても、脳が同じように感知して働き出すというのです!

つまり肌が直接紫外線を浴びていなくても、目から入る紫外線によって肌のメラニンが作り出されてしまうということです。

いったいどういうことなのか、詳しく説明していきましょう!

 

《目からの紫外線を脳が感知》

目が浴びた紫外線によって角膜の炎症が起こると、脳神経の1つである三叉神経(さんさしんけい)がその炎症に反応して、脳からメラニンの生成を促す「メラノサイト刺激ホルモン(MSH)」が血中に分泌されます。

それによって全身のメラノサイトが刺激されるため、直接紫外線が当たっていない肌にもメラニンが作り出されてしまうということなのです。

大阪市立大学の井上正康教授によるマウスの実験では、目から入った紫外線情報を脳が感知し、紫外線の当たっていない身体の皮膚のメラニン量が増加したことが確認されています。

実験では、「耳のみ」に紫外線を照射したマウスと、「目のみ」に紫外線を照射したマウスを比較。
その結果…

耳のみに紫外線を照射したマウスが、耳の部分のみのメラニン量が増え、耳のみが日焼けをしたのにたいして、目のみに紫外線を照射したマウスは、身体全体のメラニン量が増え、全身の皮膚が日焼けをしたそうです。

このように紫外線が肌に直接当たらなくても、目から入る紫外線全身の肌の日焼けを促進させてしまうことが明らかになっています。

ということは、目から入った紫外線が肌のシミの発生要因にもなってしまうということです!

 

【目からの日焼けを防ぐサングラス】

日本では「サングラス」はお洒落やファッションのアイテムという印象が強いので、海外に比べると健康や美容という観点でサングラスをする文化があまりないように感じますが、目の紫外線対策が疎かになってしまうと、せっかくの肌の紫外線対策も効果が充分に発揮出来なくなってしまいます。

私たちの目の健康、そして肌の美容のためにも、手軽なアイテムとしてサングラスを着用することをおすすめします。

 

《紫外線対策に効果的なサングラスの選び方》

眩しさを抑えるためのサングラスと、紫外線を防ぐためのサングラスは違います。

紫外線を防ぐことを目的とするならば、「紫外線(UV)カット機能」を備えたサングラスを選びましょう。

その中でも、サングラスに表記されている「紫外線(UV)カット率」の数字が高いほど紫外線をカットしてくれますし、「紫外線透過率」が表記されている場合は、表記されている数字が低いほど紫外線を通しません。

また紫外線(UV)カット機能が備わったサングラスであっても、グラスの色が濃いものでは瞳孔(どうこう)が光を入れようとして拡がってしまうので、かえって紫外線が目に入りやすっくなってしまいます。

そのため、サングラスを選ぶ際にはその色にも気をつける必要があります。

 

《紫外線透過率と紫外線(UV)カット率》

サングラスを選ぶ際に、「紫外線透過率」「紫外線(UV)カット率」という数値が書かれたステッカーやタグなどがついていることがあります。

紫外線透過率は、レンズが紫外線をどれくらい通すかの割合をあらわしたものです。
例えば、「紫外線透過率1.0%以下」のサングラスの場合、1.0%以下の紫外線はレンズを通しますが、99%以上の紫外線はカットされるということになります。
ですので、紫外線透過率の数値は低いほど紫外線予防には効果的です。

紫外線(UV)カット率は、レンズが紫外線をどのくらい防いでくれるかの割合をあらわしていますので、この場合は数値が高いサングラスを選びましょう。

 

【まとめ】

紫外線は夏だけのものではありません。

直射日光だけではなく、室内にいても紫外線は窓から入ってきますし、地面や車などに反射する光にも多く含まれています。

私たちの目の健康、そして目から入る紫外線による肌のシミや日焼けを予防するためにも、美容・健康アイテムとしてサングラスの着用がおすすめです。

サングラスでシミや日焼けを予防して、さらなる美肌を目指しましょう!