ロサンゼルスより、当サイト管理人Sunnyです。
ハリウッドセレブも夢中の「瞑想」。
実はこの「瞑想」が、アンチエイジングに効果があるということはご存知でしたか?
瞑想を行うことにより、若返り効果や細胞の老化のスピードを抑える効果があるというのです!
目次
【瞑想とは?】
「瞑想」と聞くと、何か儀式のような難しいイメージをお持ちの人も少なくないと思いますが、
静かなところであれば、実は自分の部屋でもどこでも行うことができるシンプルなものです。
私達の日々の生活においてはさまざまな感情が溢れているので、その中で何もストレスを感じずに過ごすことは難しいですよね。
その疲れたこころを沈めるのに効果的なのが「瞑想」なのです。
瞑想を行うことで、自分を苦しめる雑念を取り除いて、こころを落ち着かせる効果があります。
日々メディアに追われ、様々なストレスにさらされているハリウッドセレブが瞑想に夢中になる主な理由は、そのリラクゼーション効果にあるのかもしれません。
しかも、この瞑想にアンチエイング効果があることが科学的に証明されたことで、ハリウッドセレブがアンチエイジング法として更に注目するようになりました!
【ストレスや加齢に関わる重要なホルモン】
ストレスや加齢に関わる重要なホルモンであるとされる「コルチゾール」、「DHEA」、「メラトニン」。
「瞑想」が、この3つのホルモンの分泌に影響を及ぼすというのです!
アメリカのアンチエイジング医療で活躍されているVincent Giampapa博士が行なった瞑想の研究では、瞑想を行うことで老化に影響を及ぼす「ストレスホルモン(コルチゾール)」が低下して、
「若返りホルモン(DHEA:デヒドロエピアンドロステロン)」と「睡眠ホルモン(メラトニン)」が上昇したことが明らかになっています。
では気になるこの3つのホルモン、それぞれどのような働きをしているのでしょうか?
《若返りホルモン 「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」》
若返りホルモンとして知られる「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」は、老化の促進を緩める唯一のホルモンといわれており、私達の生理的かつ肉体年齢の決定要因とされる重要な要素でもあります。
主に体内の副腎皮質で分泌されている男性ホルモンの一種といわれていますが、男性ホルモンのテストステロンや、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の源になることから、「マザーホルモン」とも呼ばれています。
そしてDHEAには、「コルチゾール」のようなストレスホルモンを緩和させる作用があります。
DHEAの分泌量は思春期に急激に高まり20代でピークを迎えますが、その後は年齢と共に減少し、40代頃になると約半分にまで減少するといわれています。
《睡眠ホルモン 「メラトニン」》
睡眠ホルモンである「メラトニン」は、睡眠と深く関わり安眠を促進するホルモンとして知られています。
また強力な抗酸化物質でもあり、鎮静作用や免疫力の向上などが期待され、近年では抗がん作用などの効果も注目されています。
メラトニン分泌のピークは思春期頃で、それ以降は年齢と共に減少してしまいます。
《ストレスホルモン 「コルチゾール」》
ストレスホルモンともいわれる「コルチゾール」は、ストレスに反応して副腎皮質から分泌されます。
体内の炭水化物、脂肪、およびタンパク質の代謝をコントロールし、私達の健康に不可欠なホルモンです。
ですが、先に述べた2つのホルモンがアンチエイジングにアクティブな働きを果たしているのに対して、このコルチゾールは別名ストレスホルモンとも言われているように、分泌量が上昇し過ぎると筋肉、骨、皮膚、脳などの身体組織の崩壊を招き、老化を促進させてしまいます。
このように「コルチゾール」は私達の身体をストレスから守るために分泌される重要なホルモンでありながらも、長期的なストレスによって過剰に分泌されてしまうと、身体にさまざまなな悪影響をもたらしてしまうのです。
【瞑想は美容にも効果的】
瞑想がストレスや加齢に関わるホルモンの分泌に影響を及ぼし、老化の促進を緩めるアンチエイジング効果があるということが分かりましたが…
実はそれだけではなく、瞑想で美容効果まで期待できるのだそうです!
いったいどういうことなのでしょうか?
《肌の炎症やシワにも効果》
ニューヨークを拠点とするユニオンスクエアレーザー皮膚科の皮膚科医Jennifer Chwalek博士によれば、瞑想が遺伝子にも変化をもたらすといいます!
その中でも、炎症促進遺伝子の反応を抑制することができるのだそうです。
肌の炎症を抑え、さらに長期的にはシワを減らすことも期待できるとのことなのです!
参考サイト(英語)
Why Meditation Is the Secret to Younger, Healthier Skin
【アメリカではオフィスに「禅ルーム」も!?】
アップルの創業者スティーブ・ジョブズが「禅」の愛好家であったことは知られていますが、世界でも多くの著名人が「禅」に注目し、瞑想を取り入れて仕事や日常生活に活かされています。
瞑想を行うことにより集中力が向上し、仕事の効率が上がり会社の生産性向上に繋がることも注目されています。
アメリカでは近年、オフィスに「禅ルーム」という瞑想をするための部屋を設置する企業も増えているそうです。
【瞑想のやり方】
これだけたくさんの効果があるのなら、ぜひ実践してみたいですよね!
でも、実際どのようにして瞑想を行えばよいのでしょうか…
下記ビデオでは、瞑想の基本について分かりやすく紹介されています。
【まとめ】
静かなところであれば、どこでも行える「瞑想」。
15分から20分くらいの瞑想を、1日1~2回毎日行うことが効果的とされていますが、
まずは1日5分の瞑想から…
そして徐々に10分、15分と時間を延ばしていきましょう。
瞑想は脳のエクササイズ!
瞑想とともに、バランスの取れた食事、充分な睡眠を合わせて、心と身体の健康を保つことがアンチエイジングに繋がります。