首を見れば年齢がわかる!?これ以上首のシワやたるみを増やさないためにできること

0
3155

【首にできるシワやたるみの原因は何?】

首は重い頭を支える大切なパーツであるため、首が受ける毎日の負担は大変なものです。

それに加え、日常的に行っているちょっとしたことが原因となって、首にクッキリとしたシワができてしまうこともあります。

では、その原因はどのようなところにあるのでしょうか。

 

《首の筋肉の衰え》

よく使っているようで意外と使っていないのが首の筋肉です。

たとえば、エクササイズやトレーニングを日常的に行う習慣がある方の場合では、知らず知らずのうちに首の筋肉も鍛えています。

ですが、そうでない方の場合ではいつの間にか首の筋肉が衰えていることがあり、これが首のシワの原因になります。

 

《紫外線による光老化》

紫外線は日焼けの原因になるだけではなく、皮下の活性酸素量の増加乾燥肌の原因にもなります。

皮下の活性酸素が増えると健康な細胞が老化に追い込まれますし、乾燥肌が進むと細かいちりめんジワができ、それがやがて1本の太いシワになることもあります。

 

《首の皮下脂肪の減少》

急激なダイエットなどで首の皮下脂肪が減ると、首にたるみが生じてシワができることがあります。

 

《合わない高さの枕の使用》

身体に合わない高い枕を使用していると、就寝時に首にシワが寄り、そのまま定着してしまうことがあります。

 

【顔のたるみも首のシワに影響を及ぼすって本当?】

首にシワができると首だけに注目しがちですが、実は顔のたるみ首のシワをつくり出す原因になっていることもあります。

加齢とともに皮下の美容成分が減少すると、自然にお肌にハリがなくなって首にシワができることがありますが、以下の状態が災いして首にシワができることもあります。

 

《表情筋の衰え》

顔の表情は表情筋によってさまざまに変化しますが、表情筋の役割はこれに留まらず、リフトアップの役割も果たしています。

ところが、表情筋をあまり使わなかったり、加齢によって自然に表情筋が衰えたりすると、表情筋が皮下組織や表皮を支える力が弱まり、頬がたるみます。

そして、そのたるみがどんどん下方に押し寄せて首にまで及んでしまうと、首にシワができやすくなります。

 

《長時間に及ぶ前傾姿勢》

重心が前方に傾く時間が長いと、それだけで首には大変な負担がかかります。

それだけではなく、顔がむくんでたるみができ、これが首のシワの原因になることがあります。

 

《頬の皮下脂肪の増加》

表情筋が衰えているところへ頬に皮下脂肪がつくと、皮下脂肪が首に流れてシワをつくり出す原因になることがあります。

 

【首のシワ予防と改善のためにやっておきたいこと】

首のシワの予防や改善を行うためには、まずは今すぐにできることからやってみましょう。

それには、以下の点に注意を払うところから始めてみると良いでしょう。

 

《枕の高さを調節してみる》

適切な枕の高さは、枕に頭を乗せて横になったとき、視線が足元に向かず、ほぼ天井に視線が向く状態です。反対に、首が反ってしまうのであれば枕が低すぎる可能性があります。

現在使用中の枕の高さが適切でない方は、今すぐに枕の高さを調節してみてください。

これによって首の負担が軽減され、首のシワの予防や改善に役立ちます。

 

《マッサージ》

簡単なリンパマッサージを行ってみましょう。

1.  左右の鎖骨のくぼみを軽く押し、内側から外側に向けて5回程度撫でます。

2. 耳の後ろのくぼみ部分から鎖骨まで5回程度撫でおろします。

3. 1を行います。

とても短いマッサージではありますが、毎日力を入れずに優しく行うことが首のシワの予防や改善に役立ちます。

このマッサージはいつ行ってもかまいませんが、血行が促進されているお風呂上がりに行うと、より高いマッサージ効果を期待できるでしょう。

 

こちらのビデオでも、3分でできる「肩こりやシワ、たるみに効く!首リンパ流しセルフエステ」が紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

《紫外線ブロック&保湿ケア》

紫外線にはA波B波がありますが、時間をかけて真皮層にまで入り込んでしまうのは紫外線A波です。

紫外線A波は季節を問わず私たちに降り注がれていますので、夏だけではなく、その他の季節にも紫外線ブロックはきちんと行っておきましょう。

もちろん、紫外線B波の放射量が増える春と夏には、いつも以上に念入りに紫外線ブロックを行う必要があります。

また、紫外線でお肌が乾燥すると、ちりめんジワから太いシワが生まれやすくなりますので、お風呂上がりには必ず保湿化粧水やクリームなどでケアを行っておくことが大切です。

 

《禁煙》

タバコは1本吸うごとに活性酸素を直接体内に取り入れているようなものですので、できる限り禁煙することが望ましいといえます。

今すぐの禁煙が難しいのであれば、毎日少しずつでも喫煙本数を減らす努力を行ってみましょう。

喫煙本数をなかなか減らせないときには、ガムを噛むという方法がおすすめできますよ。