アンチエイジングには菌活がいいらしい!?どんな効果を期待できるの?

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【菌活がアンチエイジングに役立つ理由】

そもそも、菌活とは何でしょうか?

菌にはさまざまな種類があり、雑菌や真菌に分類される菌の場合では、私たちの健康を害する原因になることがあります。

反対に、菌の中には健康増進アンチエイジングに役立つ種類もあり、菌活はそのような種類の菌の性質を上手に生かした美容法です。

ではなぜ、菌活がアンチエイジングに役立つのでしょうか?

たとえば、化粧品であれば身体の外部からアンチエイジングケアを行うことができます。
ですが、化粧品に期待できる効果はそこまでで、身体の内部からもじっくりとアンチエイジングケアを行うのであれば、それに見合った成分を経口で摂取しなければなりません。

そして、ここで役立つのがさまざまな菌であるため、菌活が必要になるということです。

 

【菌活に期待できる効果とは?】

表面に現れやすい老化現象の代表選手はシミやシワですが、それ以上に恐ろしい老化現象もあります。

それは、血管や細胞の老化や、内臓機能の低下です。

では、これらのトラブルが起こると、私たちの身体にはどのような悪影響が及ぼされるのでしょうか?

まず、血管が硬くなると内部が狭くなるだけではなく、血液の流れが悪くなることがあります。
そして、これによって起こりやすいのが動脈硬化や血栓です。
動脈硬化になったり血栓ができたりすると、今度は高血圧になるリスクが高まるだけではなく、脳梗塞や心筋梗塞など命にかかわる病気を発症するリスクも高まります。

また、細胞の老化はシミやシワを作り出す原因になりますので、これだけは避けて通りたいところです。

さらに怖いのが、内臓機能の低下です。

年齢を重ねると、それによって腸内の働きが弱って弛緩性(しかんせい)便秘が起こりやすくなります。
これは、年齢によって自律神経のバランスが崩れ、腸の運動機能が弱ることによって起こりますが、便秘はダイエットの大敵になる可能性があるだけではなく、肌荒れをつくり出す原因になることもあります。

そして、このように年齢によって起こりやすいトラブルの回避に役立つのが、さまざまな種類の菌です。

 

【お悩み別・菌活食品の選び方】

それでは、お悩み別におすすめしたい菌の種類と、それが含まれている食品をご紹介しましょう。

 

《血管や血液のトラブルの予防》

納豆がおすすめできます。

納豆に含まれているナットウキナーゼという菌には、血栓予防効果腸内の善玉菌増殖効果も期待できます。

また、納豆には大豆イソフラボンや植物性タンパク質、ビタミンB群、カルシウムなど、アンチエイジングケアに役立つ成分が豊富に含まれていますので、毎日のメニューに上手にプラスしてみると良いでしょう。

 

《腸の運動機能回復》

ビフィズス菌を含むヨーグルト植物性乳酸菌を含む漬物発酵食品がおすすめです。

ただし、腸内環境を整えるためにはこれらの菌だけではなく、水溶性食物繊維や不水溶性食物繊維もバランス良く摂取することが大切です。

 

《美肌・美白》

上記でご紹介した食品に含まれる菌には血管や腸のコンディションを整える作用がありますので、美肌や美白効果も期待できます。

そしてもうひとつ、麹菌にはアミノ酸やビタミンB群などの栄養素が豊富に含まれていますので、美肌美白づくりを目指すのであれば麹菌も積極的に摂取しておきたいところです。

麹菌は甘酒からお手軽に摂取できますので、少量ずつ毎日摂取してみると良いでしょう。

ただし、美肌や美白を目指す場合には外部の刺激からお肌を守る工夫を行うことも大切ですので、紫外線ブロックや保湿ケアも毎日忘れずに行いましょう。

 

《ダイエット》

酵母菌が含まれている納豆味噌ぬか漬けヨーグルトチーズがおすすめできる食品です。

酵母菌には腸内の善玉菌を増やす作用がありますので、腸内環境の整備に役立ちます。
さらに、体内の糖分分解効果も期待できますので、ダイエットのサポート役としても活躍してくれるでしょう。

そして、ダイエットといえばキノコ菌を含むキノコも外すことができません。

キノコは低カロリーで食物繊維も豊富に含み、その上調理の応用も利く便利な食品ですので、これもまた、菌活に加えていただきたい食品です。